タグ別アーカイブ:

玄関扉の基礎の基礎(8)

玄関ドアには電動で施解錠するものがあり、電池錠と電気錠があります。電気錠は、非接触式、リモコン式、テンキー式などに分けることができるのです。電波の作動範囲が電池錠よりも広いですので、鍵をポケットに入れておけば、近づくだけで解錠が可能なものや、モニターホン(ドアホン)と接続して操作可能なもの、室内のコントローラーやリモコンで施解錠するシステムなども提案されているのです。その他、暗証番号を押すことにより、解錠することができるシステムなどもあるのです。

玄関ドアを選ぶ際に重要なことは、防犯性能の高い製品を選ぶということで、その基準として、防犯性能の高い建物部品であるものを選ぶとよいでしょう。この製品は、防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議による防犯基準をクリアした製品のことで、既存製品に比べて防犯性能が高く、主にこじ開けやピッキングに5分以上耐える製品のことで、対象となっている建物部品は、玄関や勝手口、錠・シリンダー・サムターン・窓やガレージシャッターなどで、CPマークが表示されているのです。メーカーのカタログやショールームの展示品にはCPマークが付いていますので、商品を選ぶ際には確認するようにして下さい。

玄関ドアの鍵は、家族みんなが毎日使うものですので、ショールームで実際に操作して、その使い勝手を確かめることが重要なのです。お子さんや高齢者の方がいらっしゃる場合など、どのような操作方法が便利かをじっくりと検証することが大切で、オプションで設置する場合は、どのくらいの費用がプラスされているのか、事前に確認しておくことが大切です。

玄関ドアは住まいの顔であるとともに、住まいを守るという大切な役割もあるのです。決してデザインだけを重視するのではなく、機能性・防犯性を高めた商品を選ぶようにして下さい。

玄関扉の基礎の基礎(7)

最近の犯罪は年々凶悪化してきています。そこで住宅の玄関ドアもピッキング(鍵穴に針金のようなものを差し込んで不正解錠すること)を防ぐためにいろいろな工夫がされています。その代表的なものが2ロックなのです。
2ロックすることで、不正解錠の手間と時間がかかり、見た目にも侵入を敬遠させることができるのです。最近の傾向としては鍵1本でドアの2か所を施解錠することができる1キー2ロックが主流となってきています。

また、鍵やサムターンで操作する施錠するための閂である、デッドボルトの防犯性も高まってきています。また形状によってはデッドボルトが見えてしまい、ドアをこじ開けられてしまったという手口を防ぐため、鍵付デッドボルトと呼ばれる解錠が非常に困難なタイプを取り入れたドアもあります。

一般的に玄関ドアに用いられているのが、シリンダー錠なのですが、より防犯性を高め、使い勝手を向上させた機能も開発されており、その代表として、電動で施解錠するシステムなのです。
電動のタイプには大きく分けて、電池錠と電気錠(配線式)があるのです。電池錠は、電気の配線工事が必要なく設置できるタイプで、電気錠は、電気配線を行い通電させて作動するもので、さまざまなシステムを組み込むことが可能なのです。

たとえば、電池錠には、ボタン押してICカードをかざすだけで施解錠ができるものがあります。またカードだけでなく、最近では携帯電話やスマートフォン、電子マネー対応カードで操作できるタイプもでてきています。
よく自動車などに使われているキーレスキーも出てきています。このキーレスキーとは、鍵を身に付け、ドアのボタンを押すと解錠することができるシステムなのです。リモコンキーで施解錠することができるタイプもあります。

玄関扉の基礎の基礎(6)

住まいのイメージを左右する玄関ドアですが、そのドアに付いている鍵にはどのような種類があるのでしょうか。

一般的なのがシリンダー錠です。シリンダー錠は、固定された外筒と回転する内筒から構成されているのです。通常は外筒から内筒に障害片が出ていて、特定の鍵を差し込むことで、障害片が外れて内筒が回転し、錠内部のカムが回転しデッドボルトを動かし、施解錠されるのです。デッドボルト(本締ボルト)とは、鍵やサムターン(室内側のツマミ)で操作するもので、施錠するための閂(カンヌキ)のことなのです。

シリンダー錠にもいくつかの種類があり、多く用いられているのが、障害片がピン状のピンシリンダーで、ピンの数が多いほど防犯性に優れていると言われているのです。その他、障害片の形状には、板状のディスクやマグネットなどがあるのです。

メーカーの玄関ドアに設定されているシリンダーキーは主に2種類あり、表面に多数の小さなくぼみ(ディンプル)がついているディンプルキーと表面・裏面にヘコミを設けたウェーブキーです。ディンプルキーは、無数の種類をつくることができ複製が困難といわれ、ウェーブキーは、耐ピッキング性能が高く、砂やホコリが入り難いという特徴があるのです。

デッドボルトを操作するサムターンとは、玄関ドアであれば室内側、鍵穴と反対側にある施解錠を行うためのツマミのことなのです。このツマミは親指(サム)と人差し指で摘んで回転(ターン)させることからサムターンという名称になったのです。通常、施解錠には横向きになっているのです。

不審者がドアを破り、サムターンを回して解錠してしまうことを防ぐために、最近では、脱着サムターンを取り入れた商品が多く見られるようになってきました。簡単に取り外せますので、外出時や就寝時には外しておけば、不審者に操作させる心配もないのです。また、外してある場合の施解錠状態は、色で表示されるなど工夫がされている商品もあるのです。