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水まわりのリフォーム術(2)

水まわりリフォームのタイミングにもう一つあるのが、毎日の暮らしの中で、もっと快適に暮らしたいという要望あるいは願望が強くなってきたらその時もリフォームの時期なのです。

キッチン・浴室・洗面・トイレなど最新の水まわり設備は、掃除がしやすく、収納力もありますし、何と言っても省エネ性能に優れていますので、毎日の暮らしが快適で便利になるだけでなく、光熱費の削減にもなるのです。

水まわりリフォームのタイミングは、設備や建材の劣化時期と、暮らしのなかで新しい暮らしへの要望が高まった時期といえるのです。両方を考え合わせると、好機は築15年を過ぎたことから計画し、築20年を目安にするとよいのです。遅すぎるより一歩早めが費用面でもお得と言えますし、快適性の先取りができるのです。

リフォームは関連工事をまとめて行うことで、効率が上がり、費用を削減することができるのです。中でも効果が大きいのが水まわりをまとめてリフォームすることなのです。

水まわりには、それぞれ共通の業者さんが入ることが多いですので、バラバラに工事をするより、まとめて工事をするほうが効率が上がり、その分費用が得になるのです。また商品をまとめて仕入れることで割安にできる可能性があり、特に分けて行う必要が無いのでしたら、まとめて工事するのがおススメです。

概してリフォーム工事はボリュームが大きくなるほど、工事費用の調整がしやすい傾向があるのです。つまりコストダウンの提案が受けやすくなるということです。特に、浴室と洗面所、給湯器は工事の絡みが多いですので、できるだけ同時にやってしまうことがおススメで、リフォーム会社によっては、格安の水まわりパッケージプランが用意されていることがありますので、相談してみて下さい。

水まわりのリフォーム術

水まわりのリフォームを失敗させないためには、まずは時期を逃がさないということが肝心なのです。早すぎても無駄ですし、遅すぎると思わぬところで金額がかかり費用が倍増してしまうこともあるのです。ではどのタイミングで水まわりのリフォームを行うとよいのか考えていくことにしましょう。

水まわりのリフォームのタイミングは15年~25年なのです。劣化の進行速度により幅はありますが、タイル貼りの在来工法の浴室の場合、築15年~20年程度で、既に土台や下地材が腐食している可能性があります。

原因は水漏れによる腐食や、シロアリによる被害なのです。小さなひび割れでも放置しておくと水を吸い込み、内部で腐食が進んでいるケースもあるのです。また外見上は問題が無くても、目に見えない部分で劣化が進行している可能性もあるのです。

水まわりリフォームの時期を逃し、構造部まで腐食が進んでしまうと、補修費用がかさむのです。ですから、浴室の隣の脱衣室の床がふかふか沈みはじめたら、既に床組の腐食が始まっていると考えた方がよいのです。

水まわりリフォームの時期の目安は、劣化によるものだけではないのです。築15年を過ぎるころになると、浴室内はカビが目立つようになったり、掃除が大変になったりします。また、キッチンでは汚れや不便さが気になり始めたり、まだ設備は使おうと思えば使えるけれど、快適には暮らすことができそうにないなど、こう感じたときもリフォームのタイミングと言えるのです。

たとえば、よく質問されるのが、便器の寿命とはどれくらいかということです。陶器の便器なら割れない限り極端な話し100年でももちます。しかしだからといって100年間同じ便器を使い続けるとなると、とても快適とは言えないのです。設備の寿命とリフォームの好機は別問題なのです。

快適に暮らせるということが大前提となりますので、不便さや不快感を感じるときが変え時なのです。

寝室の位置を見直す

一般的な住宅の多くは、浴室、洗面、キッチンは1階にあり、寝室が2階にあります。これはどういうことかというと、寝室から水まわりへの道筋の途中に階段がというバリアがあるということなのです。若い頃はそうでもないのですが、年を重ねるにつれて、大きな困りごとになってしまう可能性があるということなのです。

この水まわりバリアは若いうちに解消しておくことが大切なのです。しかし、トイレだけは同じフロアにあるということが多いので、これに関してはいうことはないのですが、問題はお風呂とキッチンなのです。浴室やキッチンというものは毎日使う場所でもありますので、寝室からの道筋の途中にバリアを作らない間取りにするリフォームを考えることができるのです。

いくらリフォームでも、水まわりを大きく移動するということは大掛かりになってしまいますので、寝室を移動したり、ホームエレベーターを取り付けるという方法があるのです。

このような考え方の裏には、寝室から水まわりまでの道筋の途中に階段、開き戸、段差などのバリアを作らないということと、曲がり角も出来る限り減らしてできるだけ道筋の単純化を図り、長く安全快適に暮らしていくということなのです。

水まわりリフォームの成功のポイントは、設備選びをする前に、20年先、30年先も安全快適に暮らせる形にするために、間取りプランの見直しをする必要があるのです。

先ほども言いましたように、大掛かりな間取りの変更リフォームをしなくても、ドア1枚向きを変えるだけや、部屋を入れ替えるだけで水まわりバリアを解消できることもあるのです。

どんな素晴らしいシステムキッチンやユニットバスを取り付けても、水まわりバリアがあっては将来的に困ることになります。

その点、高齢になってからのマンション住まいは理にかなっているともいえるのですが、都市部では普及しているものの、山間部などの地方ではまだまだ浸透していないとも言えます。

水廻りのリフォームで快適な暮らしを

キッチンや浴室・洗面所・トイレなどの水廻りのリフォームというと、システムキッチンやシステムバスなどの住宅設備機器に目がいきますが、水廻りのリフォームで重要なことは、動線の改善なのです。つまり、水廻りまでの道筋や階段などの段差、そして動線の不備などを改善することなのです。

掃除が楽な設備や充実した収納システムなど、製品選びには楽しい情報が氾濫しています。しかし、大切なことはその間取りやプランでこれから20年先も安全で快適に暮らせるかということなのです。つまり、今の形のままで、この先の長い年月の中で起きる身体機能の変化や生活スタイルの変化に対応できるかということなのです。

そこで考えるのが水廻りのバリアリフォームなのです。水廻りバリアとは、毎日使う水廻りの道筋の途中にあるバリア(障害物)のことで、毎日の暮らしの中になにげなく潜んでいて、今は何ともなくても年月が経つにつれて大きな困りごとに成長していくのです。そうなってしまっては、いくら素晴らしい最新の設備を投入しても、不便な家になってしまうのです。

たとえば、洗濯ものをするとき、洗濯機が1階にあって、洗濯物を干すのは2階のベランダという人が半数以上だと思います。これは、毎日のように通る洗濯機から物干し場への道筋の途中に階段があるということです。

水廻りバリアの中でも大きなバリアとなるのが階段なのです。洗濯のたびに2階への階段を上がるのは、若い頃はできても、年を取るにつれてだんだんと大変になってくるのです。濡れた洗濯物を持って階段を上がるのは、足元が見え難いので高齢者には危険でもあります。

水廻りをリフォームする際には、洗濯機の位置の見直しに加えて、同じフロアに物干し場を確保することなのです。洗濯機から干し場までスムーズに移動できるような道筋にし、途中に階段、開き戸、段差が無いように考えるのが重要なのです。