キッチンプランニングの基本(8)

調理中の煙や臭いをキャッチし、効率よく排気してくれるのが換気扇なのです。快適なキッチンは換気扇がつくりだしているとも言えるのです。その換気扇の換気方法には直接排気式とダクト式があるのです。

ダクト排気式(シロッコファンタイプ)は、天井裏や壁などに施工されたダクトを介して、煙や臭い、湯気を排気口まで誘導する方法なのです。シロッコファンは、羽根車に狭い羽根が数多く付いているもので、フードに煙をためて拡散します。ダクトを利用するため、4方向に自由に排気することが可能で、アイランドキッチンや対面式キッチンをはじめ、マンションや一戸建てでも多く用いられているのです。その他、浅型レンジフードに使用され、羽根がファンの回転方向に対して後ろ向きに配されているターボファン(遠心ファン)もあります。これらは、ファンとフード本体が一体化しているタイプになるのです。

フードの形状としては、ブーツ型(スタンダード型)やスリム型、浅型などがありますが、馴染みがあるのがブーツ型と思います。直接排気式(プロペラファンタイプ)にかぶせるだけのものと、シロッコファンと一体になっているタイプがあるのです。スリム型は、すっきりとしたデザインでシステムキッチンのウォールユニットに馴染むようなタイプなのです。最近では多く取り入れられているデザインといえるのです。また、天井が低かったり梁があるなど、設置スペースの条件が厳しい場合に取り入れやすいのが浅型タイプなのです。

取り付ける場所によって、壁付けタイプ、横壁付け(サイド)タイプ、天井取り付け(センサー)タイプの3つに分類することができ、キッチンプランによっていずれかを選ぶことになるのです。たとえば、アイランド型キッチンであれば天井取り付け(センサー)タイプを、ペニンシュラ型キッチンであれば、横壁付けなどが用いられることが多くあるのです。