キッチンプランニングの基本(5)

キッチンの換気扇ですが、レンジフードとも呼ばれ、機器としては、換気扇部分(ファン・システム)とフードに分けることができるのです。

換気扇の主な方式には、直接排気式(プロペラファンタイプ)とダクト排気式(シロッコファンタイプ)があるのです。直接排気式は、屋外へ直接排気できる場合に設けられるもので、取り付けも簡単で換気量も多いのがメリットなのです。一方ダクト排気式は、天井裏や壁などに施行されたダクトを介して、煙や湯気を排気口まで誘導する方法なのです。アイランドキッチンや対面式キッチンをはじめ、マンションや一戸建てでも多く用いられるようになっています。

フードの形状には、ブーツ型やスリム型、浅型などがあり、直接排気式にかぶせるだけのもの(フードカバー)とシロッコファンと一体になっているタイプがあるのです。最近では掃除のしやすい製品が増え、シンプルな形状で溝や凸凹などを少なくし、汚れが溜りにくいフード、特殊加工したファンやフィルター、あるいはフィルターそのものがないタイプもでているのです。その他、フッ素加工や親水コーティングなどによって、お手入れを楽にしたものもあるのです。

また、ダイニングキッチンやリビングと一体化したキッチン空間も増えてきたこともあり、デザイン性も高まってきているのです。空間のアクセントになるような個性的なデザインや印象的な色づかいのタイプもみられるようになってきたのです。

レンジフードの前面のFIX部分(幕板)をシステムキッチンの吊戸棚の扉と同じ素材に合わせることができるものもありますので、よりシステムキッチンとリビング、ダイニングとの一体感を演出することができるのです。