玄関扉の基礎の基礎(5)

玄関ドアは住まいの顔とも言われており、住まいのイメージを左右する大切な部位なのです。その玄関ドアを選ぶ時は皆さんはどういったことをポイントにして選んでいるのでしょうか?

よく耳にするのがデザイン性で、次いで、断熱性や気密性などの性能面だということですが、実は最も重要なポイントはセキュリティではないでしょうか。どのような鍵が付いているのかあるいはキーシステムが搭載されているのかなど事前にチェックしておくことが大切なのです。

しかし、専門的な仕事をしている方は別として、それ以外の人には馴染みのない用語や名称などが多くあるのです。また何が違うのかわかりにくい場合も多々あるのです。そこで、鍵やキーシステムについて考えていくことにしましょう。

一般的に鍵と言ったりキーやロックなどと言ったりと日々の暮らしの中ではさまざまな言葉を使っているのですが、鍵と錠ではどう違うのでしょうか。
まず鍵(key)とは、鍵穴に差し込みまわして、錠を開閉するもののことで、錠(look)は、扉や引き出しに取り付け、鍵によって開閉する締り金物のことで、扉本体についているのが錠で持ち歩くのが鍵なのです。

少し余談ですが、玄関の鍵を締め忘れたとよく言いますが、正確にいうと、玄関の錠を閉め忘れたとか錠を鍵で閉め忘れたというのが本来の言い方なのです。しかし、社会通念上、この言い方で通りますのであまり硬いことは言わないことにします。

本題に戻りますが、一般的な住宅の玄関ドアで用いられる鍵は、主にシリンダーキーなのです。シリンダーとは鍵が入る部分の円筒のことをいい、このシリンダーキーを用いるのがシリンダー錠となるわけです。