カテゴリー別アーカイブ: 収納

快適トイレのリフォーム(4)

トイレも他の空間に劣らず収納するものが多くあります。たとえば、掃除用具やストックしているトイレットペーパー、衛生用品などです。これらを収納しておくスペースが必要となります。

しかし狭いトイレの壁面に収納ボックスを取り付けると、トイレを使う時や掃除の邪魔になってしまうことがあります。

そこで使い勝手のよいトイレ用のシステム収納や、壁の厚みを利用した収納スペースを作って、狭くても効率のいいトイレ収納にすることが大切なのです。

よくあるのが、トイレのリフォームで収納を作ったけど、出し入れしにくかったり、トイレが使いにくくなるというケースです。

トイレは狭いスペースに、さまざまな用途のモノを数多く収納しなければならないのです。そこで、つい収納力ばかりに目を奪われてしまい、使い勝手の吟味が疎かになり、収納もトイレも使いにくくなってしまっているケースが多いのです。

トイレの収納は収納力にプラスして、本来のトイレ使用に邪魔にならないこと、そして使い勝手をしっかり吟味することが、大切なポイントなのです。さらにこの使い勝手は、“いつどんな大勢で使うのか”“どの程度の量があるのか”“どの程度の頻度なのか”によって変わってくるのです。

トイレの中で、便座に座ったまま取り出したいモノと言えば、トイレットペーパーのストックと衛生用品です。よく吊戸棚に入れているというのを耳にしますが、いざという時にサッと取り出せないのは不便です。

そこで、この2点は便座に座って手の届く範囲に収納するよう考えることが望ましいのです。しかしだからと言って、16個入り若しくは12個入りトイレットペーパー全てを収納しなくても大丈夫です。紙が切れた時に、困らない個数が確保できれば十分なのです。

キッチンは収納がポイント

キッチンをリフォームする際に、システムキッチンを選ぶ時って楽しいものです。特に、ショールームに行ってたくさんの素敵なキッチンに囲まれて、ウキウキした気分になってきます。

ところで、システムキッチンを選ぶ基準とは何か、それは収納と機器なのです。毎日使うところですので、しっかりチェックしておく必要があるのです。

最近のシステムキッチンは収納スペースが引き出し式となっています。また、台輪部分まで引き出し収納になっているのです。

引き出し式収納のメリットは、奥にしまったものも取り出しやすいということで、また、台輪部分のスペースは、買い置きの缶詰やビール、季節物の土鍋やカセットコンロなど置き場に困るものも収納しやすいという特徴を持っています。また、上部吊戸棚で最近増えてきたのが昇降式収納で、上部ユニットの内部のカゴが下りてきて、手が届かなくて使いづらい空間の有効活用が出来るのです。またこの昇降式ですが、手動式と電動式があるのです。

しかし、キッチンを選ぶ際に“あれば便利かな”といった軽い気持ちで決めると宝の持ち腐れになる可能性があります。選ぶ際には、確かに使いこなせるという自信がなければいけないのです。

さらに大切なことは、キッチンと言う空間は、システムキッチンだけでは成り立っていないのです。つまり、キッチン空間の間取りとLDとのつながり、収納プランなど同時に考えなければいけないのです。

キッチンの空間に収納スペースが充実していれば、キッチン設備には、収納ユニットはいらないのかもしれません。またこれは多くの設備機器にも言えることなのです。空間があっての機器だと言えるのです。

吊戸棚の収納力とは

吊戸棚というと使い勝手がわるいなど、あまり良い印象がないのですが、とは言え、キッチンという限られたスペースでは吊戸棚も貴重な収納スペースとも言えるのです。

吊戸棚にはどれくらいの収納量があるかなのですが、キッチンメーカーから出している吊戸棚の高さは、34種類で、50㎝・60㎝・70㎝・90㎝が一般的な吊戸棚の高さです。

これらの吊戸棚が実際にどれくらいの収納量があるのか見てみると、標準的な奥行きで、幅2,550㎜のシステムキッチンの場合、高さ70㎝の吊戸棚が付いています。この吊戸棚の容積は1.65m×07m×0.375mで、これは幅60㎝の食器棚と同じくらいの容積があるのです。

キッチンのリフォームを考える時、吊戸棚本体の高さにとらわれ過ぎないようにするのが大切で、要は、吊戸棚が自然な動作領域の中で使えるようになっているかどうかなのです。

まず、床から吊戸棚の下端までの高のチェックをすることです。天井高が2.4mの部屋に天井から高さ70㎝の吊戸棚を取り付けると、下端の高さは床から1.7mで頭より高い位置に下端がきます。これでは中が見えませんので、使い難い収納となるのです。

そこで、吊戸棚を天井から隙間を開けて取り付けることにより、下端の高さを1.3m程度まで下げるのです。こうすれば下端を目の高さより少し下くらいまで下げると、出し入れしやすくなり使い勝手もよくなるのです。

ただし、壁に面して取り付ける場合は窓が取り難い、低すぎるとカウンターとの間に家電製品が置けない、シンクの上に取り付ける場合は圧迫感があって鬱陶しいなどの問題が起きることもありますので、ショールームなどで、実物で体験してみて下さい。

キッチンの吊戸棚、必要?不要?

キッチンをリフォームするにあたって悩むのが吊戸棚なのです。使い難いと感じている方も少なからず居ると思います。たとえば、吊戸棚は危険な収納場所と感じていたり、不用品置き場と化していたりします。そこで、意外に収納力がある吊戸棚ですので、便利な収納にするリフォームを考えていきます。

キッチンのリフォームの際に、付けるか付けないか悩む方が多いのが吊戸棚なのです。その理由として、吊戸棚は使い勝手が悪いとか、鬱陶しいなど、評判があまりよくないのです。また、現在付いている吊戸棚の収納しているものを聞いてみると、あまり使わないモノや不用品がほとんどなのです。

ではなぜこのようになってしまうのかですが、使いやすい収納にするためには、自然な動作領域の中にある必要があるのです。ここでいう自然な動作領域とは、無理なく自然に動ける範囲のことで、だいたい膝の高さから目の高さまでなのです。

しかし、吊戸棚の場合、一般的には目の高さより上にあり、ここでいう自然な動作領域から外れていますので、出し入れに手間が掛かり、どうしても出しっ放し、入れっ放しになってしまうのです。

簡単に言えば、出し入れに手間が掛かる場所には、できるだけ使わないモノを入れるようになり、吊戸棚はそんな悪循環が起きやすい場所ということになるのです。

また吊戸棚は、危険な収納スペースになってしまう可能性もあるのです。その原因として、吊戸棚の中のモノを探したり、取り出したりするためには、脚立や踏み台が必要になります。この脚立や踏み台からの落下が、高齢者の家庭内事故の原因の上位に入っているのです。

老後を考えた安全な住まいづくりをするなら、脚立を使わないと出し入れできないような収納は、できるだけ作らないようにすることが大切になってくるとも言われているのです。

和室を収納にリフォームする時は押し入れも

使わない和室をリフォームして収納スペースにする場合、押し入れならではの大きさを利用したリフォームも忘れてはいけません。

どこに家にもある押し入れですが、かなりの面積を取っているにもかかわらず、あまり有効に活用されていないというのも事実なのです。

たとえば、殆ど使っていない布団がしまいっぱなしになっているだけであったり、雑多な収納にしてあっても、奥は使いにくいのでデッドスペースになっていたりという場合です。

一間幅の押し入れの場合、内寸で幅1650㎜、扉を外せば奥行き900㎜程度あります。奥行きが深いですので、布団を収納するなら良いのですが、それ以外の収納として使う時は不便なことが多くあります。

押し入れを収納として使う時にネックになるのが、その奥行きの深さなのです。そこで、押し入れの裏側がどうなっているのかをチェックします。廊下や他の部屋に面しているなら、反対側からも開口できるようにして、2種類の奥行きの収納スペースを2か所作ってしまうのです。

つまり、押し入れの奥行きの有効寸法が900㎜ありますから、600㎜と300㎜に分ければ、片方はクローゼットに、片方は小物の収納スペースや本棚として使うことができるのです。

ただし、押し入れの壁が構造上重要な場合、たとえば重力壁などの場合は開口できなかったり、補強費用が掛かる場合もありますので、リフォーム業者とよく相談することが必要です。

押し入れというと雑多な物置というイメージがありますが、引出やスライド家具を使うことにより、押し入れも使いやすい収納スペースに変えることができるのです。つまり、自由な発想で押し入れを使いやすいスペースに変えることができるのです。

収納は折れ戸が最高

クローゼットをリフォームする際に、扉をどうするか悩む方が多いのですが、大きな幅の収納スペースを全開口したいのなら折れ戸がお勧めなのです。扉を折れ戸にした場合、扉を折って畳んで寄せますので、開き扉より収納前のスペースを取らず、なにより大きな幅の収納スペースを全開口できますのでとても便利で使い勝手がよいのです。

引き違い戸だと扉を寄せた部分は中が見えませんし、開き扉だと扉を支える枠が途中に入りまた、扉を手前に引き寄せるスペースも必要となりますが、折れ戸なら幅広のクローゼットでも中を一目で見渡せますので、洋服選びがとても便利になります。また、スペースのとれない場合でも、折れ戸にするとスペースを有効に利用することができるのです。

ただし乱暴に開閉すると金物がゆるんでしまい、開け閉めがしにくくなってしまうことがあることと、開き扉に比べ費用が若干高くなります。

また機能性を考えるのなら、引き上げ扉や引き落とし扉にするということも考えることができるのです。

扉と言えば左右に開くと考えがちですが、左右ではなく上下に開くことを考えたのが引き上げ扉や引下げ扉なのです。引き上げ扉は、上に扉を持ち上げて開くスタイルで、キッチンの吊戸棚など頭上の収納などにとても便利に使うことができるのです。また開けたままでも扉が邪魔になるということがありません。

一方、引き落とし扉ですが、よく机などに利用されている、ライティングデスクタイプで、開いた時にカウンターとして使うことができるなど、扉として使うだけでなく、プラスαの機能を追加したスタイルなのです。

ただし、引き上げ扉は、開閉にある程度の力が必要になることと、引き落とし扉は、使用する金物や扉の耐久性によって、支えることができる重量が変わりますので注意が必要です。

収納リフォームは扉で決まる

収納スペースを作るリフォームは人気がありますが、大抵の方はとりあえず収納を作ってというようなリフォームの仕方なのです。それで使い勝手がよければ何の問題もないのですが、結構多いのが、せっかく作ったスペースが使いにくいということなのです。その使い勝手の大きな差は、どんな扉を選ぶかでも決まります。

住まいの大きさにもよりますが、扉を引き違い戸にした場合、通路幅の狭いキッチンでも大丈夫で、扉を半透明のガラスにすると、透明感のある戸が部屋を明るい雰囲気にしてくれます。

引き違い戸は開いた時に前に飛び出してきませんので、収納前のスペースが狭い場合に向いています。従来は引き違い戸といえば、押し入れというイメージがつよかったのですが、最近ではスタイリッシュなデザインが増えており、なによりも地震での安全性の高さからも、引き戸収納を作るリフォームが増えています。

ただし、引き違い戸は戸の幅が小さいと開口面積が狭くなり中が見難くなりますので、中型収納~大型収納に向いていると言えます。

次に開き扉ですが、2枚の扉を開く観音扉と1枚を開く片開き戸があり、値段も安くリフォームでも作りやすいので様々な収納に使われています。ただし、開いたときに扉の幅分が前に飛び出してきますので、収納前にある程度のスペースが必要となってきます。

開き扉の注意点としては、余り大きな扉ですと、開閉するたびに立ち位置の移動が必要になることと、扉を支えるための枠が必要となってきますので、小型収納~中型収納に向いていると言えます。

クローゼット作りで注意することは

壁面クローゼットにしろ、ウォークインクローゼットにしろ、クローゼットは閉め切っていることが多くありますので、空気の流れが悪く、特に外壁に面した部分に作ったクローゼットは結露や湿気などの被害にあいやすいという面があります。

よく、クローゼットを作るリフォームをしたけれど、結露で洋服がびしょびしょでシミだらけといったことや、いつも湿っぽいので虫がわいて洋服が虫食い状態になっていて、奥の洋服などはカビが生えているということでは、元も子もありません。折角高いお金を出して作ってもらっても服のリフォームのほうが高くつくといったことにならないように、壁材には、湿気を吸ったり吐いたりして、湿度を一定に保つ壁材で、クローゼットの中の湿気を調整します。

このように機能性壁材を使ったり、壁面に換気扇を取り付けたりするなど、クローゼットも他の部屋と同じように、衣類にとって快適な環境をつくってあげることも大切なのです。つまり衣類も人も同じでデリケートなものなのです。

しかし、いくら通風のためと言って、大きな窓を取り付けるのはタブーなのです。強い日差し、特に西日が当たる部屋では絶対やってはいけないことで、陽射しによって衣類が焼けてしまい、色落ちしたり、変色したりしますので注意が必要なのです。

クローゼットのリフォームには、壁に扉とステンレスなどのパイプをソケットなどで直接取り付ける木工事で作る方法の他に、開口部にあった家具を作って取り付ける造作家具、既製品を組み立てるシステム家具、それと家具店で購入する置き家具があります。

どれが良いか悪いかではなく、どれを選ぶかによって使い勝手と費用が異なってきますのでよく検討することをお勧めします。

壁面それともウォークイン、貴方はどっち

クローゼットを作る時、壁面に一列に洋服を並べる「壁面クローゼット」か、収納専用の部屋を作る「ウォークインクローゼット」、貴方はどちら派?この2つの収納方法にはそれぞれ良い所と悪い所がありますのでそれをよく理解しておくことが大切なのです。

まず、壁面クローゼットのメリットは、洋服が横一列に並びますので、一目で洋服が選びやすいところなのです。また単位面積あたりの着数が多く、狭い面積を有効に使うことができますので、とにかく沢山の洋服を吊したいという方にはお勧めの収納スタイルなのです。

一方、ウォークインクローゼットのメリットは、スーツケースなどのかさばるものを床置きできるところなのです。雑多なモノも全部まとめて収納できますので部屋の中がスッキリと片付きます。しかし、ウォークインクローゼットとは名前の通り、中に歩くスペースが必要ですので、その分の面積を換算すると、単位面積あたりの着数は壁面クローゼットに比べ劣ると言えます。

つまり、洋服をメインに吊るすだけの収納でしたら壁面クローゼットのほうが有利なのですが、スーツケースなどをまとめて収納したいと考えるのならばウォークインクローゼットのほうが良いということになりますので、どちらのスタイルがいいのかは、収納したいモノの種類と量、そして収納に取れる形と面積によって変わってきます。自分のライフスタイルをよく考え、自分の生活スタイルならどちらが使いやすいのかをよく勧化、自分にとって使いやすいクローゼットになるように検討することが重要なのです。

クローゼット収納のリフォーム

一般家庭での悩みが衣類の収納場所です。衣類が増える度にタンスなどの家具を買っていたのではキリがありません。そこで、大型のクローゼットを作ってみてはいかがでしょうか。しかしここで大切なのは、収納力だけでなく、大切な衣類を守るスペースであることも大切なのです。

ぎっしり大量に詰め込んだのはいいけど、どこに何があるか解らない、やっと探して出したらシワシワになっていたり、湿気がひどく虫に食われていたりカビが生えていたりというようでは何の意味もないのです。

壁面を利用して作るクローゼットの場合、全開口できる折れ戸にすれば手持ちの洋服を一気に見渡すことができますので、洋服選びの時にとても便利です。

ところでこの折れ戸ですが、折れ戸にも様々な種類があるのですが、まずはフルオープンできるタイプなのか、開閉がスムーズかをショールームなどでチェックすることをお勧めします。

開口部にオーバーラップして取り付ける上吊り型の折れ戸の場合、下部に枠もレールも無い上吊り型ですので、床の掃除が簡単で、また、扉を閉めると枠が見えない作りになっていますので、壁面に出っ張りがなく、フラット感が際立ちスッキリとしたイメージになります。

寝室にクローゼットを設ける場合、よくあるのがベッドに扉が当たって扉が開かいというケースも多くあります。

またクローゼットの扉を開閉する時は、扉の前に立って行いますので、扉の前には開閉のためのスペースが必要となります。そこで、大活躍するのが、引き戸なのです。引き戸は左右に開きますので、観音扉や折れ戸に比べて扉の前が狭くても開閉しやすいというのが特徴です。

また狭い部屋の場合は、扉のデザインにもこだわりたいものです。クローゼット扉は壁面を閉める割合が大きいので、強いデザインだと圧迫感を感じてしまいますので、壁面に溶け込むようなデザインや半透明の樹脂パネルを利用した軽いイメージの扉を選ぶのがポイントなのです。