カテゴリー別アーカイブ: 土地

地盤改良の基礎知識

家を建てる時、必ず地盤調査を行うのです。それがたとえ今まで住んでいた土地であっても、調査をしてみたら地盤が悪いという結果になるということもあります。

ところで、地盤調査ってどんな方法かというと、一般的に個人住宅などの小規模な」建物は地盤強度を調べる際、スウェーデン式サウンディング試験方法を使って地盤調査をします。地盤調査は予定建物の中心部1か所だけの調査ではなく、56か所のポイントを調べるのです。

調査ポイントは建物の配置を考え、それぞれ建物の4つの隅部と中心部付近12か所を調べるのが一般的なのです。各ポイントの深さは、先端に円錐形のスクリューポイントを取り付けたロッド(鉄棒)が25㎝ねじ込むのに必要な回転数を測定し、その結果をもとに地盤の強度を判定します。判断する際、とても重要なのが地耐力なのです。地耐力とは、地盤に加わる重さに対して、支えることができる地盤の耐力のことです。この地耐力の数字が基礎の形状を決定させる判断材料となるのです。

地盤調査の結果地耐力が不足している場合は、地盤を改良して地耐力を高める必要があり、この地耐力を高める方法は大きく分けて、表層改良・柱状改良・杭、基礎の3つの方法があります。

表層改良とは、地表から2mくらいまでセメント系材料と土を混ぜ合わせ、全体的に固める改良方法なのです。次に柱状改良とは、基礎の下部にセメント系の材料と土を混ぜ合わせながら太い柱状の杭をつくり良好な地盤まで建物の重さを伝える改良方法です。杭、基礎とは、基礎の下部に鋼管やコンクリート製の杭を打ち込む方法で、真下の地盤には期待しないで、固い地盤まで深く杭を打つことで建物を支える方法で、よく、マンションなどの建設の場合に使われています。

ほとんどの建物は原則的に地盤改良が必要です。いくら建物の外部や内部が満足した仕上げになったとしても、地盤が悪ければなんにもなりません。建物を建てるには地盤調査を必ず実行し、地耐力を確認し、そしてその地耐力に合った地盤改良をすることで快適で安全な住まいを確保することができるのです。