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キッチンプランニングの基本(3)

キッチンを考えるとき、ダイニングやリビングとの繋がりも考慮していくうえで、インテリアを左右するのが扉材なのです。扉材は価格にも大きく影響するパーツでもありますので、扉表面は、木製・塗装・オレフィンシート・ポリ合板・強化紙貼り合板・メラミン化粧板などがあり、それぞれ、メーカーや商品によって表面加工や仕上げはさまざまで、選ぶ際には、色や素材感などをショールームで実物を見て確認することが大切なのです。

また、カウンターやシンクによってもキッチンの印象は大きく変わります。カウンターの素材としては、一般的にはステンレスが主流で最近では人工大理石も増えてきています。またメーカー独自の樹脂のものもあります。ステンレスは比較的、低価格で、熱や汚れに強いために実用性に優れている素材といえるのです。

ステンレス製の天板にはエンボス(表面に凸凹)加工が施されたものが一般的なのです。人工大理石は、ポリエステル系とアクリル系があり、一般的に普及しているのはポリエステル系で、耐水性に優れており、アクリル系よりも安価といえるのですが、アクリル系は、ポリエステル系に比べて耐久性や衝撃性に優れているのです。人造大理石は素材感や色など、メーカーによってその特徴は異なりますので、充分に比較検討することが大切なのです。

また、システムキッチンにはさまざまな機器が組み込まれ、取り入れるアイテムによって、作業の効率も変わってくるのです。

組み込まれるアイテムには、加熱機器や換気扇、食器洗浄乾燥機などがあります。そこで、組み込まれる機器についても考える必要があります。

床暖房リフォームの良い点・悪い点(4)

床暖房のリフォームは最近増加してきていますが、床暖房にリフォームする際には、床の仕上げ材も大切で、床仕上げ材は熱に強い材料を選ぶ必要があるのです。普通のフローリング材では、反り返りや乾燥によるひび割れが起きますので床暖房対応のフローリング材を選ぶことが大切なのです。

そして床暖房の醍醐味と言えば、ぽかぽかと温かい床に寝転がってゴロゴロすることで、これがまた気持ちがいいものなのですが、フローリングではちょっと硬い、でもラグなどを敷くと暖房効果が半減してしまいます。そこでお勧めなのが、表面がやわらかい肌触りのいいコルク材や畳が最高なのです。特に、畳でゴロゴロするのはなんとも言えない心地よさがあり、やっぱり日本人だなと思う瞬間でもあります。

ところで、コルク材ですが、コルクの床材にも床暖房対応タイプがあります。肌触りがわやらかいですので、素肌にとても気持ちよく、思い切りゴロゴロできる空間になります。また滑りにくく滑ってもケガをしにくいですので、お年寄りや小さなお子様がいるご家庭でも安心です。

タフでソフトな床暖房対応のソフトセラミック仕上げのコルクタイルですが、ナチュラル色だけでなくカラーバリエーションも豊富にありますので、部屋のイメージに合わせて選ぶことができますし、部屋をトータルにコーディネートすることもできます。

気持ちがいいだけでなく、意外と手軽にできるのが和室の床暖房なのです。和室の床暖房には専用畳が必要になりますが、畳を入れ替える時などに一緒に工事をしてしまえば工事も簡単で、工事費も抑えることができるのです。

和室は、直接座ることが多い部屋ですので、それ故に床暖房が生きる空間となるのです。

外壁タイルで高級感と耐久性を

外壁リフォームで大胆に変身できるのが外壁タイルなのです。美しさと高級感、そして耐久性を備えたのがタイルなにです。さらに水や紫外線にも強いですので寿命も圧倒的に長くなるのです。

外壁タイル張りリフォームは塗装やサイディング張りと比べれば初期費用は高くなるのですが、30年間のメンテナンス費用をみれば、塗装の約300万円程度に比較して約50万円程度と1/6なので、築年数によってはトータルコストが安くなるのです。

外壁タイル張りリフォームの場合、工事が簡単で地震でも剥がれて落ちにくい「乾式工法」で行うのです。ただしタイルの分だけ外壁が重くなりますので、古い木造住宅のリフォームには向きません。耐震性能や構造の診断を受けてから工事をするようにして下さい。

外壁・外観リフォームで注意したいのが、アルミサッシ、雨どい、玄関ドアなどリフォーム後も変わらない部分とのバランスなのです。よくあるのが、外壁は綺麗になっているが回りがどうも浮いてしまっているなあといった感じです。この現象は既存のモノとバランスが取れていないのです。

特にブロンズ色サッシは色合わせが難しいのですが、外壁の色のあざやかさを下げると、意外に上手くまとめることができるのです。

外壁は面積が広いですので、サンプルと実際の出来上がりが大きく違ってしまうことも多々ありますので、小さなサンプルで選ぶのではなく、大きめの実物サンプルを見せて貰ったり、試し塗りをしてもらって、実際のイメージとできるかぎり近づけることが大切なのです。

エコカラットの特徴を活かした部屋つくり

エコカラットは調湿性に優れていますので、寝室などに最適なのです。

寝室は人生の1/3を過ごす部屋なのです。質の高い睡眠をとるためにも、壁リフォームの工夫で快適な空気環境をつくることが大切なのです。そこで、活躍してくれるのが、エコカラットなのです。エコカラットは調湿効果がありますので、冬は乾燥からノドや肌を守り、梅雨の時期はカビや結露を抑えてくれます。また気になる寝室の臭いを軽減する効果もあります。さらに健康的な環境を作りたいと思うのが子供部屋なのですが、その子供部屋にも最適な壁材ともいえるのです。エコカラットは壁の全面に貼らなくても、部屋の床面積の半分程度、トイレならば1平米以上を使えば効果があると言われています。ちなみに、床面積の半分と言うと、だいたい壁の1面程度です。

玄関は家の顔といえる空間です。そこで気になるのが家の臭いなのです。そこで壁紙の張り替えの時に、エコカラットを部分貼りするリフォームをすれば、デザインのアクセントになるのはもちろんのこと、気になる家の臭い、靴の湿気やムレた臭いを軽減してくれますので、安心してお客様をお迎えすることが出来る空間に鳴ります。

エコカラットはレンガ調、石壁調、滑らかな素材感を持っているものなどデザインが豊富に揃っているのも特徴で、たとえば、和室の砂壁の代わりにエコカラットを使ったリフォームをすれば、ぽろぽろと土が落ちてくることも無く、湿気の多い和室の湿度を調整してくれますので、カビを防ぎやすくなります。

その他にも、臭いの気になるトイレや洗面所、ペットを飼っているご家庭にもよい素材といえます。特に猫を飼っているご家庭の場合、臭いの軽減だけでなく、壁の下半分だけ貼っておけば、爪とぎによる被害も防ぐことができます。

エコカラットは表面に小さな穴が無数に開いていますので、素材感が写真だけでは伝わり難い部分もありますので、色柄を選ぶ際には、カタログ写真からだけでなく、必ず実物サンプルで確認するようにして下さい。

壁タイルで快適な部屋を

壁紙が傷んできたので壁紙を張り替えたいという方には、お勧めなのが壁タイルリフォームなのです。

壁リフォームの時、ただ壁紙を張り替えるのではなく、素材を変えて機能もデザインも優れた部屋に変身させることができるのが壁タイルなのです。壁紙にはない素材感と、快適湿度を保って臭いも防いでくれるといった機能を持っているのが、タイル状の健康壁材がエコカラット(LIXIL)なのです。

部屋の中で壁の面積が占める割合は大きなものです。その壁に貼る材料によって部屋のイメージや環境は大きく左右されるのです。そこで壁紙の張り替えリフォームの時に少し工夫して、様々な機能を持ったタイル状の健康壁材、エコカラットを使ってリフォームをすれば、お洒落で快適な空間に変身するのです。

エコカラットは、細かい穴を持った壁材で、電気やガスなどのエネルギーを使わず自然の力で、湿度の調整、脱臭、有害物質の吸着を行って部屋を快適に整えてくれます。また表面の反射率が木材に近いですので、目にピカピカせず、落ち着いた雰囲気に仕上がるのが特徴なのです。

つまり、エコカラットの機能は、まず、調湿効果がありますので、部屋の湿度が高くなると湿気を吸い、湿度が低くなると湿気を吐き出すといった機能があります。次に、脱臭効果が高いですので、臭いの元を吸着し、ペット、生ごみ、トイレ、たばこの臭いを軽減する働きがあるのです。最後に、VOC吸着機能がり、シックハウスの原因にもなる、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着して低減してくれるのです。

エコカラットの特徴は機能面だけではなく、工事が簡単でリフォームに便利な建材でもあるのです。

現在の壁紙の上にそのまま貼れますので、DIYでのリフォームも可能です。しかし、壁紙の種類や下地の凸凹の程度によっては、下地処理が必要となりますので、注意して下さい。またエコカラットは、浴室のように常時水が掛かる部分や、キッチンのコンロまわりには使用できませんので注意して下さい。

自然素材で快適な住まいを

快適で健康な家にするには、自然素材を取り入れるリフォームをするのが一番なのです。自然素材とは、漆喰や珪藻土、天然和紙壁紙、無垢のフローリングなど化学物質を含まない材料のことを言います。自然素材を使うことに近年問題になっているシックハウスを抑制する効果があるのです。

自然素材はホルムアルデヒドなど有害化学物質を出さず、室内環境を快適に整えてくれるのです。たとえば、6畳間なら床の面積は約10平方メートル、それに対して壁の面積は約25平方メートルにもなりますので、壁に自然素材を使うリフォームは、室内環境を整えるのに効果的なのです。

中でも漆喰は調湿機能に優れ、結露がし難く、カビが生えにくい素材なのです。また素朴でシンプルなデザインですので、クラシックからモダンまで様々なインテリアを引き立ててくれる魅力的な壁材と言えるのです。

壁を漆喰仕上げにリフォームする時は、しっかりとした下地処理をしてから左官職人がコテで塗っていきます。ただし、漆喰といっても、施工性を上げるため合成ボンドが含まれている商品もありますので、自然素材にこだわる場合は事前に成分を確認する必要があります。

漆喰は、自然素材ならではの安全性、快適さ、風合いを味わえる左官壁材です。ちなみに、古い土蔵やお城の壁が、漆喰で仕上げられているのを見てもわかるように、防火性が高く、固くて強いというのも魅力になっています。

しかし、漆喰の出来の良し悪しは左官職人の腕となりますので注意が必要です。

すこし余談ですが、もしよければ伊豆の長八美術館に、江戸時代の天才左官職人といわれた入江長八の鏝絵の作品が展示されています。また建物は建築家石山修武氏の設計で、日本中から集まった漆喰職人たちが腕をふるった見事なものですので、一度ご覧になってみてはいかがですか。