カテゴリー別アーカイブ: ガラス

窓の断熱と遮熱の関係とは(2)

省エネが騒がれている昨今ですが、住宅の省エネ化リフォームは窓廻りがポイントなのです。とくに断熱性・遮熱性を高めることは快適な暮らしを手に入れることなのです。ところで、断熱と遮熱の違いですが、断熱は、熱や冷気が伝わって入ってきたり逃げたりするのを防ぐことで、遮熱とは、熱を跳ね返すことをいいます。

冬の寒さの主な原因は、外から侵入してくる冷気ですから、断熱を中心に対策すれば快適になります。夏の暑さの主な原因は、日射熱による蓄熱とその照り返し(輻射熱)によるものですから、まずは外からの日射熱を跳ね返すよう遮熱を中心に対策し、そして外から熱が侵入しないよう合わせて断熱対策リフォームもしておくことが大切なのです。

つまり、窓の省エネリフォームとは、窓の断熱プラス遮熱性能を上げることなのです。こうすることにより、夏涼しく、冬暖かくすることができますので、冷暖房費を節約して、四季を通じて省エネに快適に暮らすことができるようになるのです。

窓そのものの性能をアップするリフォームも、最近では手軽にできるようになってきています。たとえば、リフォーム用エコガラスを使えば、今あるサッシのガラスだけを高性能な省エネガラスへ交換することができるのです。

エコガラスとは、2枚のガラスの間に特殊な金属膜を入れたガラスで、熱の出入りを防ぐ断熱+夏の日射熱を跳ね返す遮熱という2つの性能を併せ持った省エネガラスなのです。

マンションでも、平成16年にマンション標準管理規約が改正になり、窓のガラスを省エネガラスへ交換するリフォームが認められるようになっていますので、各マンションでも交換しやすくなっていますが、各マンションの管理組合に確認して下さい。

窓の断熱と遮熱の関係とは

家づくりにおいて、寒さや暑さの対策として冷暖房システムについて考えることはありますが、窓の断熱・遮熱というのはなかなか考えることは少ないのではないでしょうか?

住まいの断熱の基本は、断熱材を厚くする、開口部を断熱する、気密性を高めるといった3つのことがらなのです。この3つの施工をすることにより、冬暖かく、夏涼しい生活を営むことができるのです。そこで、この3つの中の開口部を断熱するということについて考えていくことにします。ところでこの開口部とうのは窓ガラスや窓枠といったものを指しています。 

窓の特性として、窓を開け閉めしなくても夏には外の熱が7割入り込み、冬には約半分の熱が逃げていってしまうのです。したがってきちんと断熱されていなければ冷房も暖房も効果が半減するのです。効果を発揮するには、それなりのガラスを使わなければ機能を満たすことができないのです。

ではそれなりのガラスとは一体どういったガラスなのでしょうか。一般的にはエコガラス(LowEガラス)といわれるものなのです。エコガラスには断熱タイプと遮熱タイプがあり、建物の方位によって使い分けをするのです。

断熱タイプと遮熱タイプをどう使い分けるかいうのはとても簡単で、LowE膜は片面が金属膜になっていますので、その金属膜を室内側に貼れば断熱タイプ、屋外側に貼れば遮熱タイプなるのです。

一般的に断熱タイプは寒冷地、遮熱タイプは夏の暑い地域でおすすめです。ただその地方特有の気候も考え、南の日差しや西日の暑さ、さらに北側の窓の冷えを防ぐなど、窓の方角も考慮して使い分ける必要があるのです。

窓選びのコツとは(3)

サッシに組み込まれるガラスには様々な種類があります。そのガラスの性能によって使用する場所を変えていく必要もあるのです。

ガラスの種類は大きく分けて一般ガラスと機能ガラスの二つに分類することができるのです。一般ガラスは、フロート板ガラス(透明ガラス・単板ガラス)や破損しても破片が飛び散らないようにしてある、金属網を封入した網入り板ガラスがありますが、最近では飛散防止フィルムを貼ったガラスが主流となってきています。また、ガラスの片面に型模様をつけた不透明な型板ガラスやガラスの片面に珪砂などで摺り加工を施した不透明なすり板ガラスなどがあります。

機能ガラスは、2枚あるいは3枚の板ガラスの間に、乾燥した空気の層を封入することで断熱性を高めた複層ガラス、衝撃強度・曲げ強度を高めた強化ガラス、割れても飛び散ることがほとんどないという特徴をもつ合わせガラスなどがあるのです。

また、複層ガラスにもいくつかの種類があるのです。高断熱複層ガラス・遮熱複層ガラスなどがありますし、防犯性を高めた防犯ガラスや防災ガラスといったものがありますが、これらは合わせガラスの一種となります。

近年の住宅を見てみると、高気密・高断熱といった住まいが増えてきています。それゆえ、断熱性能を向上させた断熱サッシの要望も高まってきているのです。その多くが複層ガラスを組み合わせた断熱性能の高いサッシなのです。たとえば、室内側と室外側のアルミサッシの間に特殊な部材を挟んだり、室内側のサッシを木製や樹脂としたものなどを用いるなど各メーカー独自の工夫をしたものが多くあります。

またユニバーサルという視点からも各メーカーの工夫がなされているのです。たとえば、開閉操作が楽にできるように取っ手が工夫されたものや、指はさみを防止したもの、下枠レールをフラットとすることで室内床との段差をなくしたものなど、誰にとっても使いやすい細かな配慮がされた商品も増えてきています。

このように窓にはさまざまな種類や機能がありますので、家族構成や使う場所、目的などに合わせて選ぶことが重要となってきますので注意して下さい。

リフォームによる防犯対策

空き巣も段々凶悪化してきています。そこで、急増している空き巣対策を防犯リフォームで事前に防ぐことが大切です。つまり、被害に合う前に手を打つのがポイントなのです。

空き巣に狙われたから防犯に対する意識が高まったという方が大半だと思いますが、被害にあってからでは遅いのですが、防犯のためだけにリフォーム工事をするのは難しいという方も多くいます。そんな方には、DIYリフォームで対策しておくなど、できるだけ早く手を打つことをお勧めします。

空き巣は住宅地を巡回しながら、侵入しやすい好みの家を探しているのです。そこで、窓サッシ、玄関ドア、家の周囲にひと工夫を加えることにより、空き巣に嫌われる家にするリフォームを考えていきます。

まずは窓サッシですが、一戸建て住宅への空き巣の侵入手段は、ガラス破りが最も多く、70%近くを占めているのです。その手口は、窓サッシのガラスを割り、手を入れて鍵を開けるという方法です。この方法の場合、手馴れた空き巣なら、普通ガラスの窓サッシを開けるのに要する時間は10秒程度で、音もほとんどしないので、空き巣にとってはうってつけの侵入方法なのです。

逆に空き巣が嫌う家とは、侵入に時間が掛かる家なのです。つまり効果的な防犯対策は、窓サッシが開くまでに、手間と時間が掛かるようにしておくことなのです。

たとえば、防犯ガラスの採用があります。防犯ガラスは、2枚のガラスの間にシートを挟んだガラスで、貫通までに時間が掛かり、防犯効果を発揮します。また、地震対策にもなるのです。地震の際に窓ガラスが割れて飛散する場合が大半で、部屋中にガラスの破片が飛び散り危険な状態になり、また身体に当たって大けがをする可能性があるのですが、この防犯ガラスの場合は、ガラス飛散防止にもなりますので部屋に飛び散ったり、体に突き刺さるということがないのです。さらには断熱性能も高くオールマイティのガラスと言えるのです。

このように大掛かりなリフォームではなく、手軽に対策する場合は、ガラスに防犯フィルムを貼りつけても効果があります。ただし、1つの窓に対して鍵は2つ以上取り付けおくのが鉄則です。

エコガラスによる断熱リフォーム

断熱リフォームは何も断熱材による施工だけではないのです。開口部の断熱性能を向上させるリフォームもあるのです。

冬の暖房時の熱の流出割合を見てみると、開口部が48%と高くなっています。窓サッシの断熱リフォームをすれば、冬に暖かく快適な住まいにするのはもちろんですが、夏も涼しく過ごすことができるのです。

夏に窓から入り込む熱は家全体の71%まで達すると言われているのです。省エネで快適な住まいにするには、窓から逃げる熱と窓から入ってくる熱を少なくするリフォームをする必要があるのです。

そこで活躍するのがエコガラスと呼ばれるものです。エコガラスとは、住宅性能表示制度の温熱環境性能で等級4(最高位の評価)を得られるガラスで、レースのカーテンだけで次世代省エネ基準を満たすことができるLowE複層ガラスのことなのです。

窓ガラスのリフォームというと、これもまた大掛かりな工事のような印象を受けますが、今ある1枚ガラスのサッシに入れることのできるリフォーム用のエコガラスでペアプラスというのがあります。サッシはそのままで、ガラスをアタッチメント付き複層ガラスに取り替えるだけですので、施工時間は、1か所30分~1時間程度で交換ができるのです。

窓サッシのガラスを1枚ガラスからペアプラスに交換すれば、断熱性能が約3倍になりますので、冷暖房費を節約することができ、お肌の大敵である紫外線も81%カットすることができ、また結露防止にも効果がありますので、簡単なリフォームで省エネと快適さの両方を手に入れることができるのです。