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面格子の威力(2)

よく誤解されるのですが、面格子を付けておけば、防犯面は確実に安心だと言われる方が多いのですが、そうでもないのです。面格子によっては簡単に破壊されたり、外されてしまうものもあるのです。面格子が強い素材や造りであると同時に、取り付け方法も防犯性に影響することがありますので、よく理解しておいて下さい。

面格子を取り付ける際には、長いネジを用いてしっかりと下地に固定することと、ネジの頭(ネジ穴)を潰して接着剤などで固定すること(後から外れないようにするため)なども対策方法のひとつなのです。商品的にも使用するネジの工夫によって外すことができないようにしたものも出ていますし、窓サッシと一体化して防犯性を高めたタイプや溶接接合によって格子を外されないようにした商品もあるのです。

また、窓の外ではなく、室内側に面格子を取り付けたタイプもあるのです。窓形状によって面格子を取り付けられない場合や外観デザイン上面格子を設置したくない場合などに向いているのです。

防犯性の高い面格子を選ぶためのひとつの基準としては「防犯性能の高い建物部品」かどうかをチェックするという方法もあります。これは、「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」による防犯基準にクリアした製品(CPマークで表示されています)のことで、既存商品に比べて防犯性能が高い製品のことなのです。メーカーのカタログやショールームの展示商品にはCPマークが付いていますので、選ぶ際には確認するようにして下さい。

面格子は基本的には頻繁に掃除する場所ではないのですが、たまにガタついていないか、ネジが緩んでいないかなどの点検を兼ねて掃除するのもよいのです。このとき、室内側と屋外側からそれぞれチェックするようにして下さい。

いくら面格子が優秀でも、窓の施錠は忘れないようにして下さい。このように日頃から防犯意識の高さをアピールすることで、侵入者から大切な住まいを守るポイントなのです。

面格子の威力

面格子は、窓からの侵入者を防ぐための大切な部材なのです。一戸建ての場合は、キッチンやトイレ・浴室・クロゼットの窓などに取り付けられています。すなわち、通常死角になりやすい、北側の窓などに設置されるのです。また、マンションの場合でしたら、共用廊下や建物が隣接している窓などに取り付けられている場合が多いのです。

普段はあまり気にならないかもしれませんが、面格子にもさまざまな商品があるのです。そこで、どのような種類があるのか、防犯対策用にはどのようなものを選べばよいのかなどを考えていくことにします。

面格子には、アルミ・ステンレス・鋳物などの素材があります。一般的によく見られるのがアルミ素材でできたタイプで、上下もしくは左右の2本のバーに、均等の感覚で縦や横に十数本のバーを渡したものです。また、斜めにバーを渡して井桁組やラチス組にしたものです。

和の雰囲気を持つもの、欧米の住宅にあるような装飾的なタイプなどがあります。アルミ色やホワイト・ブラックなどの色も揃っており、外観デザインに合わせて選ぶことが可能なのです。窓サッシや門扉、フェンスとコーディネートすることで、外回りの一体感も生まれるのです。

面格子を設置するのは、基本的には死角になりやすい場所の窓、雨戸やシャッターを取り付けない窓などの設けられるのです。また、トイレや洗面、バスルームやクロゼットなどに設置する場合が一般的に多くあります。

多くの場合、高い窓や2階の小窓などは忘れられる場合が多くありますが、物置や室外機などが足場になって侵入されるケースがありますので、設置することをお勧めします。

玄関扉の基礎の基礎(8)

玄関ドアには電動で施解錠するものがあり、電池錠と電気錠があります。電気錠は、非接触式、リモコン式、テンキー式などに分けることができるのです。電波の作動範囲が電池錠よりも広いですので、鍵をポケットに入れておけば、近づくだけで解錠が可能なものや、モニターホン(ドアホン)と接続して操作可能なもの、室内のコントローラーやリモコンで施解錠するシステムなども提案されているのです。その他、暗証番号を押すことにより、解錠することができるシステムなどもあるのです。

玄関ドアを選ぶ際に重要なことは、防犯性能の高い製品を選ぶということで、その基準として、防犯性能の高い建物部品であるものを選ぶとよいでしょう。この製品は、防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議による防犯基準をクリアした製品のことで、既存製品に比べて防犯性能が高く、主にこじ開けやピッキングに5分以上耐える製品のことで、対象となっている建物部品は、玄関や勝手口、錠・シリンダー・サムターン・窓やガレージシャッターなどで、CPマークが表示されているのです。メーカーのカタログやショールームの展示品にはCPマークが付いていますので、商品を選ぶ際には確認するようにして下さい。

玄関ドアの鍵は、家族みんなが毎日使うものですので、ショールームで実際に操作して、その使い勝手を確かめることが重要なのです。お子さんや高齢者の方がいらっしゃる場合など、どのような操作方法が便利かをじっくりと検証することが大切で、オプションで設置する場合は、どのくらいの費用がプラスされているのか、事前に確認しておくことが大切です。

玄関ドアは住まいの顔であるとともに、住まいを守るという大切な役割もあるのです。決してデザインだけを重視するのではなく、機能性・防犯性を高めた商品を選ぶようにして下さい。

玄関扉の基礎の基礎(7)

最近の犯罪は年々凶悪化してきています。そこで住宅の玄関ドアもピッキング(鍵穴に針金のようなものを差し込んで不正解錠すること)を防ぐためにいろいろな工夫がされています。その代表的なものが2ロックなのです。
2ロックすることで、不正解錠の手間と時間がかかり、見た目にも侵入を敬遠させることができるのです。最近の傾向としては鍵1本でドアの2か所を施解錠することができる1キー2ロックが主流となってきています。

また、鍵やサムターンで操作する施錠するための閂である、デッドボルトの防犯性も高まってきています。また形状によってはデッドボルトが見えてしまい、ドアをこじ開けられてしまったという手口を防ぐため、鍵付デッドボルトと呼ばれる解錠が非常に困難なタイプを取り入れたドアもあります。

一般的に玄関ドアに用いられているのが、シリンダー錠なのですが、より防犯性を高め、使い勝手を向上させた機能も開発されており、その代表として、電動で施解錠するシステムなのです。
電動のタイプには大きく分けて、電池錠と電気錠(配線式)があるのです。電池錠は、電気の配線工事が必要なく設置できるタイプで、電気錠は、電気配線を行い通電させて作動するもので、さまざまなシステムを組み込むことが可能なのです。

たとえば、電池錠には、ボタン押してICカードをかざすだけで施解錠ができるものがあります。またカードだけでなく、最近では携帯電話やスマートフォン、電子マネー対応カードで操作できるタイプもでてきています。
よく自動車などに使われているキーレスキーも出てきています。このキーレスキーとは、鍵を身に付け、ドアのボタンを押すと解錠することができるシステムなのです。リモコンキーで施解錠することができるタイプもあります。

玄関扉の基礎の基礎(6)

住まいのイメージを左右する玄関ドアですが、そのドアに付いている鍵にはどのような種類があるのでしょうか。

一般的なのがシリンダー錠です。シリンダー錠は、固定された外筒と回転する内筒から構成されているのです。通常は外筒から内筒に障害片が出ていて、特定の鍵を差し込むことで、障害片が外れて内筒が回転し、錠内部のカムが回転しデッドボルトを動かし、施解錠されるのです。デッドボルト(本締ボルト)とは、鍵やサムターン(室内側のツマミ)で操作するもので、施錠するための閂(カンヌキ)のことなのです。

シリンダー錠にもいくつかの種類があり、多く用いられているのが、障害片がピン状のピンシリンダーで、ピンの数が多いほど防犯性に優れていると言われているのです。その他、障害片の形状には、板状のディスクやマグネットなどがあるのです。

メーカーの玄関ドアに設定されているシリンダーキーは主に2種類あり、表面に多数の小さなくぼみ(ディンプル)がついているディンプルキーと表面・裏面にヘコミを設けたウェーブキーです。ディンプルキーは、無数の種類をつくることができ複製が困難といわれ、ウェーブキーは、耐ピッキング性能が高く、砂やホコリが入り難いという特徴があるのです。

デッドボルトを操作するサムターンとは、玄関ドアであれば室内側、鍵穴と反対側にある施解錠を行うためのツマミのことなのです。このツマミは親指(サム)と人差し指で摘んで回転(ターン)させることからサムターンという名称になったのです。通常、施解錠には横向きになっているのです。

不審者がドアを破り、サムターンを回して解錠してしまうことを防ぐために、最近では、脱着サムターンを取り入れた商品が多く見られるようになってきました。簡単に取り外せますので、外出時や就寝時には外しておけば、不審者に操作させる心配もないのです。また、外してある場合の施解錠状態は、色で表示されるなど工夫がされている商品もあるのです。

玄関扉の基礎の基礎(3)

住まいの顔でもある玄関ドアですが、素材もいろいろなものがあるのです。金属系では鋼板、アルミ形材、ステンレスなどがあり、木製(無垢材)では、米松、ナラ、チークなどが代表的です。また木材の場合、コア材に断熱材などをはさんだ多層構造になっているものが多く見られます。

金属製は、耐久性、耐候性に優れており、デザインも豊富なのです。たとえば木製のような風合いを持つタイプもあるのです。さらにメンテナンスも楽なことも特徴と言えるのです。一方、木製は、その素材感やインテリアとの調和のしやすさなども魅力といえるのですが、メンテナンスの手間がかかることは否めませんが、木の持つ重量感に根強い人気があるのです。

取手は開閉動作が楽に行えるレバーハンドルやバーハンドルが主流で、シンプルな直線的なデザインはもちろんですが、曲線を用いたエレガントな雰囲気のものなどさまざまなタイプが揃っており、ハンドル部分に鍵を組み込んだスッキリとしたデザインもみられるようになってきたのです。

玄関扉で忘れてはいけないのが防犯性なのです。最近の玄関扉の防犯性能も高まってきているのは事実で、ピッキングを防ぐために、2ロックキーが一般的になってきてります。また、鍵1本で2か所を施解錠することができる、1キー2ロックも多くみられるようなってきました。さらに鍵の種類やシステムもさまざまで、表面に多数の小さなくぼみが付いているディンプルキーや表面・裏面にへこみを設けたウェーブキーなども多くなりました。

最近では、カードやリモコンタイプの電気錠システムも揃ってきていますし、ドアホンとの連動で鍵の遠隔操作ができるものもあります。

施開錠のシステムについてはメーカーごとに異なりますので、実際に操作して使い勝手を確認することが大切で、生活スタイルや家族構成にあったタイプを選ぶことが重要です。

リフォーム中は空き巣のターゲットに

意外とリフォーム工事中は、落とし穴が沢山あるのです。というのも、リフォーム工事中は、多くの業者さんが出入りをしますので、知らない人が家に入っても分からないことが多くあるのです。たとえば、設備業者が作業しても、作業服を着て工具を持ち、いかにも工事業者の恰好をしていれば設備業者は何かの工事に来たのだと思い何の不信感も持たないのです。また、近所の人が見ても業者だと思いますので、空き巣にとっては絶好の獲物となるのです。

そこで、リフォーム工事を始めるに当たり、リフォーム業者とよく打ち合わせをし、どのような工事でどんな業者さんが何人入るのかを毎日確認し、お互いに協力をし合って普段以上に防犯対策をする必要があるのです。

また、リフォーム工事にはいろいろな工事があります。家の中で行う工事、たとえばキッチンや洗面所など水まわりの工事などの場合はそうでもないのですが、サッシ交換などで一時的に窓を取り外している場合など、そこから空き巣に侵入される恐れがありますので、侵入されないように、毎日しっかり塞いで貰うようにするのが大切なのです。

特に、小さなトイレの窓でも油断は禁物なのです。こんなスキマから人が入れるのというような狭い場所からでも、空き巣に入られ被害を被ったというケースもあるのです。

よく工事中は足場に、シートを覆って対策をしているのですが、シートを覆っているだけではカッターナイフなど鋭利な刃物で簡単に切られてしまいますので、合板などを釘で打ち付けるなど、簡単に外れないよう対策して貰う必要があります。

リフォーム工事は何かと死角だらけになることが多くありますので、工事業者さんとよく協議をして防犯対策にも協力してもらう必要があります。

また、貴金属や実印、通帳など貴重品は、銀行の貸金庫に一時預けるなどの対策も忘れずに行って下さい。

リフォーム中に起こる空き巣被害

空き巣の被害は何も一般家庭だけではないのです。リフォーム工事中に空き巣の被害に遭うということも多々あるのです。

留守の間のリフォーム工事では、鍵の管理が原因でトラブルが起きることがあるのです。また工事中に空き巣の被害にあってしまったというトラブルもあるのです。そこで、留守でも安心して我が家の工事を任せられる鍵の管理方法や戸締りの仕方など、工事中の防犯対策について考えていきます。

仕事や趣味で外出する人が増えて、昼間は無人という家も多く、留守の間にリフォーム工事をするケースが多くなっています。

また、普段は家に居る人であっても、買い物や子供の事で学校へ出かけるなど不意の外出が必要な時もありますので、長期に渡るリフォーム工事となれば工事期間中いつも家に居るようにするのは難しいことなのです。

そこで留守の間も、リフォーム業者に鍵を預けて工事を進めてもらうことになるのですが、トラブルなく安心して任せるためにも、鍵の管理方法を確認しておく必要があるのです。

たとえば、リフォーム工事中に、知らない間に合鍵を作られていて、玄関脇の植木鉢の下に置かれていたということもあります。そのような事をされては不安になります。新築物件の場合、多数の業者が出入りしますので、合鍵を作って分電盤や水道メーターの中に隠しておくということがあります。リフォームの場合、鍵を無くすことを恐れて合鍵をつくり、何時でも出入りできるようにしていたということでした。

新築の場合に限らずリフォームの場合でも、業者は1社ではなく複数の業者になりますので、便宜上よくするのですが、された方は何も知らいというケースが多くありますので、合鍵を作る場合は、事前に報告するといった決まり事をする必要があります。

また、リフォーム終了後に返した、返さないというトラブルも起きる場合もありますので、鍵の保管方法は各業者に集まってもらいどうするかを決めることがトラブルを未然に防ぐ方法なのです。

家の周囲の防犯対策

家の周囲にあるモノや形状によっても、空き巣が好む家、嫌う家があるのです。たとえば、家を覆うような高い塀や樹木があると、外部からの視線をさえぎり、空き巣が作業しやすい環境となりますので、家の周囲が見えやすいよう樹木は刈りとったり、枝の剪定などを施すようにして下さい。しかし、家の中が丸見えでは、在宅しているのか、出かけているのか一目でわかりますので、家の中が見えないようにカーテンをしっかり閉めておくことが大切です。

また勝手口は人目に付きにくいので、より注意が必要となります。勝手口まわりはできるだけ見通しをよくし、しっかりとした鍵をつけておくことがポイントです。

夜間は外灯の有無がポイントで、明るいと人に見られやすいですので防犯効果が上がります。勝手口や家の周囲には、人が通ると点灯する人感センサー式の照明器具を取り付けておくのも効果があります。また既に取り付けてある照明器具にも、センサーだけの取り付けが可能ですので取り付けをお勧めします。

庭などに脚立が置きっ放しになっている家がありますが、これは空き巣に足場を提供しているようなものですので、足場になるようなものは物置にしまい、きちんと施錠しておくことが必要です。

しかしいくら注意してもダメなものがあるのです。それが電柱なのです。電柱に足場ボルトと呼ばれる階段状のステップがついていると、そこを足掛かりに2階から侵入されてしまうことがあるのです。もし、家の近くに足場ボルトの付いた電柱がある場合は、電力会社に相談してみて下さい。大抵の場合、取り外して貰えることが多くあります。

空き巣は音を嫌いますので、足音がするように外周に玉砂利を敷くのも効果があります。

このように空き巣に入られるような隙を作らず、徹底的に空き巣に嫌われるような家にして下さい。

玄関の防犯対策リフォーム

空き巣は決して窓からの侵入だけではないのです。玄関から堂々と侵入する場合もあるのです。つまり、玄関の鍵をピッキングで開けられ、正面から侵入されるケースです。

ピッキングとは、針金状の工具で鍵を開ける方法のことで、開くまでの時間は鍵の種類によって異なりますが、専門家に掛かれば絶対に開けられない鍵は存在しないということなのです。

ピッキングしやすい鍵は、外からでも鍵穴の形状を見れば分かりますので、それだけ空き巣に狙われやすくなります。代表的なものは、鍵穴がWの形をしているものです。

まずは自分の家の鍵を確認し、開けられやすい鍵が付いていたら、できるだけ早く交換するようにして下さい。ピッキングに強い鍵への交換費用は2万円程度からで、一目で開けにくい形状の鍵にしておくことも、効果的な防犯対策のひとつなのです。

また防犯性能が高い最新型の玄関ドアに交換リフォームをすれば、防犯対策ができるだけでなく、住まいのイメージを変えることもできるのです。

特殊な鍵としては、ICカードキーやシャッター付きシリンダー錠(トステム)などがありますが、どちらも鍵を破られにくい構造になっています。

しかし、空き巣被害で最も多いのが、鍵のかけ忘れによる被害なのです。ちょっと隣までとか、ごみを出しにいったときなど、つい鍵を掛けずに行ってしまうものですが、少しの外出でも必ず鍵をかける習慣をつけておくことが大切です。

自分はマンション暮らしで、オートロックシステムがあるから安心と思っている方が多いと思いますが、オートロックシステムでも、入り込むのは簡単なことですので、自分の住まいの玄関でせき止める対策が必要なのです。