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トイレ手洗い器の基礎の基礎

最近のトイレプランは、清潔さや使い勝手はもちろんですが、より快適で個性的なデザイン空間も多くみられるようになり、すっきりとした形状のタンクレストイレも人気となってきており、特に新築の戸建てや分譲マンションではそういった傾向が強いものがあります。

このタンクレストイレや手洗いなしタイプのタンク式トイレを取り入れた場合、トイレ手洗い器を別にプランニングする必要があるのです。そこで、トイレ手洗い器について考えていきたいと思います。

トイレ手洗い器には、さまざまなタイプがあり、その選び方によって、空間の使い勝手はもちろんですが、トイレのイメージも大きく異なるのです。手洗い器のスタイル(タイプ)は、メーカーによってもその分類方法は異なってくるのです。

小さ目のボウルを設置するスタイル、壁に設置するタイプ、埋め込むタイプ、半埋め込みタイプなどの商品があり、スペースが限られている場合に向いているのです。また、単体で壁に取り付けるだけでなく、カウンターや棚、チェストのような家具などと組み合わせるケースもあるのです。

スタイリッシュなデザインの輸入品も豊富ですし、陶器や磁器製など和の雰囲気を持つタイプなどがあります。デザイン性の高いボウルと水栓金具を組み合わせることで、個性的な空間を実現することも可能なのです。また、タオル掛けやペーパーホルダーなどとのコーディネートも重要なポイントとなってくるのです。

手洗い器と収納スペースを持つ、フロアキャビネットなどが一緒になったタイプがあります。比較的コンパクトなデザインが多く、一般的な住宅のトイレ空間にも取り入れやすい商品が揃っているのです。

また、ペーパーホルダーやタオル掛け、鏡、手すりなどと自由に組み合わせることが可能な商品もあるのです。

サニタリーのプランニング

日々の暮らしの中でサニタリー空間は重要な役割を果たしているのです。ところで、サニタリーとは何でしょうか?サニタリーとは、「衛生」「衛生上の」などのことで、住宅の場合であれば、浴室・洗面室・トイレなどの衛生スペースである水まわりの空間を総称して用いられているのです。浴室と分けて、バス・サニタリーと表示する場合もあります。住宅設備機器では、洗面ボウルや洗面化粧台、便器、便座などのアイテムをサニタリー設備機器としているケースもあるのです。

そこで、浴室、洗面室、トイレの個々のプランニングの前にサニタリー全体の考え方について考えていくことにしましょう。

浴室、洗面、トイレというのは、家族全員が日々使用する場所なのです。心地よさはもちろんですが、使い勝手を重視したプランニングが必要なのです。レイアウトを考える場合は、暮らしの中での動線、プライバシー、音や臭いなども注意することが大切なのです。

サニタリー空間のプランニングには、大きく分けると、浴室、洗面室、トイレがそれぞれ独立したタイプ、浴室とトイレ+洗面室に分けたタイプ、浴室+洗面室+トイレをひとつの空間にまとめたタイプの3つのスタイルがあるのです。

日本の住まいで最も一般的なのは、それぞれが独立したタイプなのです。ふたつに分けたり、スリーインワンのスタイルは、狭小敷地のプランなどでスペースを有効活用するために採用されたり、夫婦ふたりなど家族が少ない場合、また寝室に隣接させたケースなどにみられるのです。

サニタリー空間を住まいのどこに配置するかは、家族構成やライフスタイルによって異なります。家族がどのような動きをするのか、一日の流れを検討しながらプランニングするようにして下さい。

水まわりのリフォーム術(2)

水まわりリフォームのタイミングにもう一つあるのが、毎日の暮らしの中で、もっと快適に暮らしたいという要望あるいは願望が強くなってきたらその時もリフォームの時期なのです。

キッチン・浴室・洗面・トイレなど最新の水まわり設備は、掃除がしやすく、収納力もありますし、何と言っても省エネ性能に優れていますので、毎日の暮らしが快適で便利になるだけでなく、光熱費の削減にもなるのです。

水まわりリフォームのタイミングは、設備や建材の劣化時期と、暮らしのなかで新しい暮らしへの要望が高まった時期といえるのです。両方を考え合わせると、好機は築15年を過ぎたことから計画し、築20年を目安にするとよいのです。遅すぎるより一歩早めが費用面でもお得と言えますし、快適性の先取りができるのです。

リフォームは関連工事をまとめて行うことで、効率が上がり、費用を削減することができるのです。中でも効果が大きいのが水まわりをまとめてリフォームすることなのです。

水まわりには、それぞれ共通の業者さんが入ることが多いですので、バラバラに工事をするより、まとめて工事をするほうが効率が上がり、その分費用が得になるのです。また商品をまとめて仕入れることで割安にできる可能性があり、特に分けて行う必要が無いのでしたら、まとめて工事するのがおススメです。

概してリフォーム工事はボリュームが大きくなるほど、工事費用の調整がしやすい傾向があるのです。つまりコストダウンの提案が受けやすくなるということです。特に、浴室と洗面所、給湯器は工事の絡みが多いですので、できるだけ同時にやってしまうことがおススメで、リフォーム会社によっては、格安の水まわりパッケージプランが用意されていることがありますので、相談してみて下さい。

水まわりのリフォーム術

水まわりのリフォームを失敗させないためには、まずは時期を逃がさないということが肝心なのです。早すぎても無駄ですし、遅すぎると思わぬところで金額がかかり費用が倍増してしまうこともあるのです。ではどのタイミングで水まわりのリフォームを行うとよいのか考えていくことにしましょう。

水まわりのリフォームのタイミングは15年~25年なのです。劣化の進行速度により幅はありますが、タイル貼りの在来工法の浴室の場合、築15年~20年程度で、既に土台や下地材が腐食している可能性があります。

原因は水漏れによる腐食や、シロアリによる被害なのです。小さなひび割れでも放置しておくと水を吸い込み、内部で腐食が進んでいるケースもあるのです。また外見上は問題が無くても、目に見えない部分で劣化が進行している可能性もあるのです。

水まわりリフォームの時期を逃し、構造部まで腐食が進んでしまうと、補修費用がかさむのです。ですから、浴室の隣の脱衣室の床がふかふか沈みはじめたら、既に床組の腐食が始まっていると考えた方がよいのです。

水まわりリフォームの時期の目安は、劣化によるものだけではないのです。築15年を過ぎるころになると、浴室内はカビが目立つようになったり、掃除が大変になったりします。また、キッチンでは汚れや不便さが気になり始めたり、まだ設備は使おうと思えば使えるけれど、快適には暮らすことができそうにないなど、こう感じたときもリフォームのタイミングと言えるのです。

たとえば、よく質問されるのが、便器の寿命とはどれくらいかということです。陶器の便器なら割れない限り極端な話し100年でももちます。しかしだからといって100年間同じ便器を使い続けるとなると、とても快適とは言えないのです。設備の寿命とリフォームの好機は別問題なのです。

快適に暮らせるということが大前提となりますので、不便さや不快感を感じるときが変え時なのです。

増改築リフォームの考え方(2)

住まいの健康を損なうのは湿気です。内装材のシミやカビのチェックをして下さい。たとえば、天井にシミがあったら要注意です。雨漏りの跡であることが多く、現在は止まっていても、きちんと対策がされていないと再び雨漏りする可能性があります。また、雨漏りは、屋根だけではなく外壁が原因であることも考えられますので、原因の特定と修繕が難しいリフォームです。このリフォームをする場合、かなり大掛かりなリフォームが必要になることもありますので注意が必要です。

また、北側のサッシ周りや壁面、収納内部に結露の跡やカビがないか、床下がカビ臭くないか確認しておく必要があるのです。床下の場合は床下収納庫などで確認することができます。カビが現れている場合は、湿気対策リフォームが必要になりますので、その分の費用が必要になりますので注意が必要です。

築年数が古い住宅は、家の中に段差があるなどバリアフリーになっていないことが多くありますので、リフォームの必要があります。

バリアフリーリフォームには簡単にできるものと、そうでないものがあります。たとえば、床の段差解消、ドア幅を引き戸にする、手すりの取り付けなどは比較的簡単に出来るのです。

しかし、廊下の幅を広げたり、階段の移動や勾配を変えるような構造が絡むリフォームは大掛かりになりがちで、費用もかさみます。

また水廻りの移動も費用がかさみますので、寝室の傍にトイレが欲しいとか、2階にトイレがという場合は、そのままの間取りが生かせるような物件を選ぶのがポイントです。

しかし、立地条件や価格など関係してきますので、その分の費用を見越しておくことが必要です。

安心で楽に使えるトイレリフォーム

年を重ねるにつれて、今まで簡単にできていた動作が段々としにくくなり、思わぬところで困ることがあるのです。

特にトイレは毎日使う場所でもありますし、年とともに使用回数も増えていきますので、小さな不便でも生活に大きな影響を及ぼすこともあるのです。特に、車椅子での使用は一番苦労します。

トイレは面積が狭いだけに、小さなプランの差が使い勝手を大きく左右しますので、老後も安心して暮らせるトイレリフォームを考えていきます。

高齢になると先に弱ってくるのが足腰なのです。足腰が弱ってくると、手をついて身体を支えながら立ち上がるようになります。トイレに手すりが無い場合、つい紙巻器やタオル掛けに手をついてしまいますので、大変危険な状態になります。

万一、全体重を掛けて転んでしまえば大事故に繋がりますので、まずは手すりの取り付けをしておくことが大切なのです。手すりを取り付ける際に、ひじ掛けタイプを選ぶと、握力が弱っても腕全体で体重を支えることができますので大変便利です。また、手を掛けて立ち上がることもできる、収納ボックス・ペーパーホルダーがついた棚や、折り畳み式の手すりアームレストなどがありますので、検討してみてはいかがですか。

最近のトイレは機能トイレでもありますので、自動での便器洗浄機能やおしりの乾燥機能がついています。そこでこの機能の必要性ですが、若いころは要らないと感じがちですが、年をとると体をひねってタンクのレバーを動かしたり、ペーパーを切り取って使うなどの動作が大変になってきます。そんな時、これらの機能があれば一連の動作がとても楽になりますので、将来のこともよく考えて選ぶようにするのがポイントなのです。もちろんこのような機能面だけではなく、メンテナンス性も大切なポイントなります。

寝室の位置を見直す

一般的な住宅の多くは、浴室、洗面、キッチンは1階にあり、寝室が2階にあります。これはどういうことかというと、寝室から水まわりへの道筋の途中に階段がというバリアがあるということなのです。若い頃はそうでもないのですが、年を重ねるにつれて、大きな困りごとになってしまう可能性があるということなのです。

この水まわりバリアは若いうちに解消しておくことが大切なのです。しかし、トイレだけは同じフロアにあるということが多いので、これに関してはいうことはないのですが、問題はお風呂とキッチンなのです。浴室やキッチンというものは毎日使う場所でもありますので、寝室からの道筋の途中にバリアを作らない間取りにするリフォームを考えることができるのです。

いくらリフォームでも、水まわりを大きく移動するということは大掛かりになってしまいますので、寝室を移動したり、ホームエレベーターを取り付けるという方法があるのです。

このような考え方の裏には、寝室から水まわりまでの道筋の途中に階段、開き戸、段差などのバリアを作らないということと、曲がり角も出来る限り減らしてできるだけ道筋の単純化を図り、長く安全快適に暮らしていくということなのです。

水まわりリフォームの成功のポイントは、設備選びをする前に、20年先、30年先も安全快適に暮らせる形にするために、間取りプランの見直しをする必要があるのです。

先ほども言いましたように、大掛かりな間取りの変更リフォームをしなくても、ドア1枚向きを変えるだけや、部屋を入れ替えるだけで水まわりバリアを解消できることもあるのです。

どんな素晴らしいシステムキッチンやユニットバスを取り付けても、水まわりバリアがあっては将来的に困ることになります。

その点、高齢になってからのマンション住まいは理にかなっているともいえるのですが、都市部では普及しているものの、山間部などの地方ではまだまだ浸透していないとも言えます。

水廻りのリフォームで快適な暮らしを

キッチンや浴室・洗面所・トイレなどの水廻りのリフォームというと、システムキッチンやシステムバスなどの住宅設備機器に目がいきますが、水廻りのリフォームで重要なことは、動線の改善なのです。つまり、水廻りまでの道筋や階段などの段差、そして動線の不備などを改善することなのです。

掃除が楽な設備や充実した収納システムなど、製品選びには楽しい情報が氾濫しています。しかし、大切なことはその間取りやプランでこれから20年先も安全で快適に暮らせるかということなのです。つまり、今の形のままで、この先の長い年月の中で起きる身体機能の変化や生活スタイルの変化に対応できるかということなのです。

そこで考えるのが水廻りのバリアリフォームなのです。水廻りバリアとは、毎日使う水廻りの道筋の途中にあるバリア(障害物)のことで、毎日の暮らしの中になにげなく潜んでいて、今は何ともなくても年月が経つにつれて大きな困りごとに成長していくのです。そうなってしまっては、いくら素晴らしい最新の設備を投入しても、不便な家になってしまうのです。

たとえば、洗濯ものをするとき、洗濯機が1階にあって、洗濯物を干すのは2階のベランダという人が半数以上だと思います。これは、毎日のように通る洗濯機から物干し場への道筋の途中に階段があるということです。

水廻りバリアの中でも大きなバリアとなるのが階段なのです。洗濯のたびに2階への階段を上がるのは、若い頃はできても、年を取るにつれてだんだんと大変になってくるのです。濡れた洗濯物を持って階段を上がるのは、足元が見え難いので高齢者には危険でもあります。

水廻りをリフォームする際には、洗濯機の位置の見直しに加えて、同じフロアに物干し場を確保することなのです。洗濯機から干し場までスムーズに移動できるような道筋にし、途中に階段、開き戸、段差が無いように考えるのが重要なのです。